Ice Box は、Android 標準のデバイスオーナー関連の機能をもとに開発されています。一方、Android 端末のメーカーの中でも Samsung はかなり特殊で、KNOX という独自のセキュリティフレームワークを実装しています。
Samsung 端末で、Android 標準のデバイスオーナーを使った root 化不要の方法を設定・有効化すると、次の問題が起きることがあります。
- セキュリティフォルダなど、KNOX の一部の機能が使えなくなることがあります。
- システム標準のデュアルアプリ機能が使えなくなります。
- 画面ロックのパスワードがシステムによってリセットされ、端末を初期化せざるを得なくなり、データが失われます。
これらの問題は、必ず起きるわけではありません。最も深刻な画面ロックのパスワードのリセットを例にとると、2018 年に Ice Box を使っていた約 20 万人の Samsung ユーザーのうち、寄せられた報告は合計 6 件でした。ただし、実際に問題が起きた人数はこれより多い可能性があります。Samsung が One UI をリリースしてから、この問題に遭遇するユーザーは増えているようです。そのため、One UI のユーザーには Device Owner モードの使用をおすすめしません。
これらの問題については、現時点では具体的な原因がわかっておらず、よい解決策もありません。
Samsung ユーザーにおすすめのモード#
- root 化済み:Root モードを使ってください。
- root 化しておらず、Android 11 以降:ワイヤレスデバッグモードまたは Shizuku モードを使ってください。
- root 化しておらず、パソコンがある:ADB モードを使ってください。
これらのモードは、いずれもデバイスオーナーの設定が不要です。ただし Root モード以外は、端末を再起動するたびに有効化し直す必要があります。
解決しない場合はよくある質問をご覧いただくか、Ice Box の「Feedback」からメールでお問い合わせください。